The Anti-Smoking Society in Akita(ASA)
秋田禁煙サロン 2011年
このたび秋田・たばこ問題を考える会では、タバコによる健康被害の実態をもっと多くの人々に知ってもらう必要を感じ、会員が交代でコラムを書くことにしました。 このホームページをきっかけに禁煙に成功し、タバコの害から逃れる人が一人でも増えることを切望します。
2011年 11月号 秋田市における飲食店の禁煙化
東邦薬品 長崎 淳
健康増進のための受動喫煙防止がさけばれてから久しいですが、私自身タバコの煙に接する機会は以前と比べかなり減ってきました。幸いなことに職場では上司の方々に禁煙推進派が多く、職場内(それでも建物内)禁煙となっております。医療機関に出入りする職務なので、仕事中はタバコの存在を気にする機会はありません。ただし、残念ながら、日常生活では唯一接するのはそう、「飲食店」です。
最近の話ですが、たまたま通りかかった住宅街の中に美味しそうなレストランを発見、飛び込みで昼食をとりました。店内は「女子会」さながらの女性客がほとんど。食事も美味しく、雰囲気も上々。「また来ようかな」と思って入り口のレジに向かったところ、紫の煙に包まれ・・・、レジ近くの女性3人全員がタバコを吸いながらおしゃべりしていたのです。次回訪れるのは躊躇ってしまう出来事でした。しかし、まだ昼食時はいいほうで、飲酒などが伴う食事ではご存知のとおり禁煙化はまだまだ道半ばで進んでいません。
それでは秋田市における禁煙飲食店はどれくらいあるのでしょうか。現代の簡単・手っ取り早い情報ツール・インターネットを利用して調べてみたところ、「禁煙スタイル」と「食べログ」というサイトに行き着きました。 「禁煙スタイル」で秋田市の禁煙飲食店と検索すると、54軒と予想外に多く見つかります。しかし喜ぶのはここまで。よくよく見ると、ラーメン屋、ファーストフード店、牛丼屋などの飲食店や、時間帯禁煙などのマークがついており、食事やお酒をゆっくりたしなめるような店は数少ないようです。一方、利用者の多い「食べログ」で「完全禁煙」「友人と」と絞って検索するとこちらも意外と多い。60軒ヒットしましたが、内訳してみるとこちらもラーメンやカフェ・スイーツ店が半分以上あり、レストラン型飲食店は25軒ほど。「食べログ」に登録している店は1800軒以上あるので街の規模からすると少ない選択肢でしょう。(これらのサイトは一般の方のクチコミが主体であるため情報がある程度正確性を欠く傾向があるのであくまでも参考ですが。)秋田の喫煙率が高いから完全禁煙店が少ないのか、まだまだ吸える機会・空間があるから喫煙率が下がらないのか、まるで鶏・卵論みたいですが、酒席にて受動喫煙の害にさらされる店が大多数であることには変わりありません。
これまで数多くの市民、行政などが中心となって禁煙推進に取り組まれてきましたが、飲食店などの商業施設は禁煙化が著しく遅れているのが現状です。飲食店を含む商業施設は禁煙・喫煙営業が売上げに直結すると考えられがちだからです。完全禁煙飲食店を広めていくには「既存の禁煙飲食店を積極的に利用すること」が大切かもしれません。多くの利用者が積極的に禁煙飲食店を選択することにより、そのような飲食店の需要は確実に伸びるからです。また、禁煙・分煙対策がなされていない飲食店には意見要望を積極的に出すことも手かもしれません。いつかは海外先進国のように飲食店の禁煙化が当たり前となり、利用客と従業員が受動喫煙から保護され、このような禁煙飲食店探しに苦労しない時代が来ることを願っています。
2011年 10月号 受動喫煙防止フォーラム
協会けんぽ 秋田支部 二田幸子
10月1日、『受動喫煙防止フォーラム』が開催され、97名の方が参加されました。
すでに秋田県のHPでも公開されておりますが、受動喫煙対策のツールとして、【たばこトリビアクイズ】を出題(15問あります)し、知識の普及を深めました。回答率は即座に分析できるレスポンスアナラーザーを使い、参加型のクイズで多いに盛り上がりました。全問正解の方もいらっしゃいました。出題者である鈴木先生(失礼しました・・・南々亭骨太先生ともいいます)の巧みなトークと素敵なパワーポイントで進行し、国立がん研究センターの望月先生が解説するなどと、贅沢な時間を過ごしました。受講して下さった方には秋田県から受講証が配布され、後半は望月先生から貴重な講演をいただきました。
ぜひ興味のある方は、【たばこトリビアクイズ】をご覧ください。「たばこは緩慢なる自殺と緩慢なる他殺」印象に残った言葉です。
2011年 9月号 【禁煙ロスタイム】-ニューヨーク証券会社事情-
全国健康保険協会 秋田支部長 畠山 憲一
今から20年前の1991年の事ですが、ニューヨークの証券会社を訪問した時、ビルの入口に沢山のサラリーマンがたむろしタバコを吸っていました。異様な光景とは思いましたが、深く考えずに証券会社の担当者と協議し帰り際に、何気なく出口の机の上を見たところ、一枚の紙に多数のサインが有り、それぞれに時間が記入されておりました。
大抵は20分前後の時間なので、是は何かと質問したところ、ビル内は禁煙なので、タバコを吸う為にビルの外へ出た時間を記入しているとの事でした。
ではなぜ記入しているか聞いたところ、この時間は仕事をしていないので勤務時間が8時間になるように帰宅時間を調整する為に記入しているとの事でした。当時日本ではビル内禁煙はほとんど実施されておらず、大変驚くと共に、アメリカの時間管理の厳しさを改めて実感しました。
現在は日本でも社内や敷地内を禁煙にしている会社は増えてきておりますが、時間管理まで徹底している会社は聞いた事が有りません。アメリカの証券会社の喫煙ロスタイムは平均1時間でしたが、日本も大差ないと思います。と言う事は喫煙する勤労者は1時間勤務時間が短いと言う事になり、大変な労働コストになっております。
また、協会けんぽが支払う秋田支部の医療費は毎年600億円になっていますが、この10%の60億円は喫煙が原因の医療費と推定出来ます。先ほど申し上げました喫煙による労働時間のロスと医療費のロスを考えますと、改めてタバコの害の大きさが実感出来ます。
過去の経験と、たばこの問題を考える会に参加し皆様のご意見をお伺いして改めて禁煙の必要性を実感しました。今後会員の皆様や、各組織と連携し、地道な運動を継続して参りたいと考えておりますので、ご協力をお願い致します。
2011年8月号 「薬局で購入できる禁煙補助薬」
佐藤薬局 佐藤 健
薬局で購入できる禁煙補助薬をまとめてみました。 タイプ別に分けて、大きく2種類あります。
★ガムタイプと言われるもの
・ニコレット
フルーティミント
クールミント
ミント
・ニコチネル
ミント
フルーツ
一日の使用個数の目安としては、一日の喫煙本数が、
20本以下の方は、 4~6個
21~30本の方は、 6~9個
30本以上の方は、 9~12個(最大24個まで)
ニコチンのピリピリ感を和らげるため、選択できる味が増えてきました。噛み方に注意がいりますが、口が寂しいのを紛らわしたい、肌が弱いという方にお勧めです。
★パッチタイプと言われるもの
・ ニコレット・・・メーカー推奨使用期間は、 3ステップで10週間
・ ニコチネル・・・ 2ステップで8週間
・ シガノンCQ・・・ 2ステップで8週間
パッケージをよく見ると、各社でニコチンの含有量が違いますが、1時間あたりの吸収量にほとんど差はみられません。仕事柄ガムを噛んでいられない、ガムが面倒という方が購入されます。
以上のような禁煙補助薬は薬局で購入できるため、仕事が忙しく病院にいく時間のない方や、病院に行ってまでという方でも気軽にスタートできるというメリットがあります。禁煙を少しでも考えている方はとりあえず薬局に寄ってみるというのもどうですか?
2011年7月号 「たばこ対策」は「がん対策」
秋田県庁がん対策室 武藤 順洋
秋田県庁では、平成23年4月、「がん対策推進チーム」を、がん予防・がん医療提供体制整備等、がん対策に一元的に取り組む「がん対策室」に改組しました。設置期限のあるチームから期限がない室に格上げし、がん対策に腰を据えて取り組む姿勢を示したものですのでよろしくお願いします。
さて、「たばこ」をなくせば、男性のがんの1/3がなくなると言われています。がんによる(粗)死亡率が14年連続全国ワーストの当県にとって、たばこ対策は喫緊の課題と言えます。
当室では、がんに罹患しないような生活習慣の普及(一次予防)として、たばこ対策を大きな柱に掲げ、【「たばこ対策」は「がん対策」】をキーワードに、県庁舎内禁煙の実現や街頭キャンペーンの実施、県内事業所のたばこ対策の調査等を進めてきました。
しかし、私自身この部署に着任したからこそ知り得た、「たばこ」に関する多くの情報があり、まだまだ啓発からして足りないと実感しています。(受動喫煙の影響やFCTCの内容について等々。)だからこそ、「たばこ対策」は、今後取り組むべき課題の多い、やり甲斐のある仕事です(ネ、担当の○本さん。)。
個人的には、当面、いかに多くの事業所に「たばこ対策」意識を向上していただけるか、また、教育現場を通じた「たばこ教育」機会の増ができるかが課題と考えています。
今後、たばこ問題を考える会の皆様方からの意見をいただきながら、関係者の方々と協議を重ね、法的なことも併せ、様々な業界と絶妙なバランスをとりながら、「たばこ対策」が進み、本県の「たばこ」に起因する病気が確実に減少することを夢見ております。
2011年6月号 禁煙のすすめ ~元喫煙者の立場から~
製薬会社勤務 行木 克敏
私は昨年11月より、ご縁あって「秋田・たばこ問題を考える会」に入会いたしました。
しかし、実を申しますと3年前まで私は喫煙者でした。もちろん過去に禁煙を試みたことは幾度かありましたが数日でギブ・アップ。なぜこんな私が今や完全に禁煙出来たかと申しますと“あるキッカケ”と“まわりの環境”です。
私が勤務する会社は2007年末に『全社禁煙宣言』を掲げました。理由は以下の通りです。
1. ヘルスケア企業としての使命
2. 禁煙治療補助薬の販売開始
3. 社員とその家族の健康維持
4. 社員(仕事)の生産性の向上
5. 社会の禁煙に対する意識の高まり
現在、弊社の秋田オフィスでは喫煙者ゼロとなりました。自力で禁煙出来た社員、家族の後押し、医療機関へ通院し禁煙指導を受けながら達成出来た社員etc、と経過はさまざまでしたが、私も含め一同口を揃えて言ったことは「周りの誰もがたばこを吸わなくなったことが一番励みになった」ということです。
私の職務は営業所長です。所員の健康はもとより弊社とお取引頂いている顧客の皆様にも“たばこ臭い”などで不快な印象を持たれないよう指導することも私の職責と考えております。このホームページをご覧になられた事業主の方々、或いは社員を統括する立場にある管理職の方々へ『職場で一斉禁煙』を是非お勧め致します。
家族よりも長い時間、1日の殆どを共にする職場の仲間が一斉に禁煙にトライすれば、それほど苦も無く“喫煙者ゼロ”を達成できるかもしれません!
2011年5月号 喫煙対策はがん対策の第一歩
秋田県 がん対策室 滝本法明
私は、昨年度、はじめて担当したがん対策業務を通じて、たばこについていろいろな立場の人がいることを知りました。秋田県庁内にも、私の他に立場の違うたばこ担当者がいます。私がすすめた受動喫煙対策は、葉たばこ農家を支援する担当や、たばこ税担当の任務にマイナスの影響を与えるのかもしれません。 昨年9月から秋田県は本庁舎を全面禁煙化しました。このように利益が相反する課題でありながら実現したことは、担当より一段高いレベルの関係者どうしで「県民の健康を守る」という熱意が共有されて実行された結果であると実感しています。当時、私は「複雑な気持ちで受け止める人もいるだろう」と思いましたが、それを打ち消すように、多くの賛同意見をいただき、ほっとしました。
県の喫煙対策に関する動きとして、この4月1日から超党派の県議連主導で制定された「秋田県がん対策推進条例」がスタートしています。平成16年に制定された「秋田県健康づくり推進条例」では「受動喫煙」防止のことにしか触れていませんでしたが、この「秋田県がん対策推進条例」第10条は「能動喫煙」も含め、喫煙ががんに及ぼす影響について、県が啓発や知識の普及を行うよう明記されました。
私達は、5月28日に秋田市で「2011年世界禁煙デー秋田フォーラム」を開催します。たばこについては、いろいろな立場の人がいるので、みんなで最新の知識を共有することが大事です。このイベントを通じて、多くの県民に「喫煙対策はがん対策の第一歩」という認識が共有化されることを願っています。
2011年 4月号 震災の影響
御所野ひかりクリニック 勝田光明
コンビニで日本の煙草を見かけなくなりました。3月25日 JTは計画停電の影響をうけ、販売を中止していました。街で見かける煙草のほとんどが、輸入煙草に置き換わっていました。
4月11日順次、販売は再開され、5月中旬までには煙草の販売は再開されるようです。
国たばこ税税収からみますと、平成11年では9,198億5,700万円、平成21年では6,319億9,600万円、10年で約3000億程度税収が減っているようです。
禁煙を志す我々にとって、財務省の思惑とは相反する観点からこれからの日本は一体どうなるのであろうと不安な日々です。
最近まで自粛がやや委縮になっている印象の日本国内の状況でしたが、復興のために支援する側の元気が無くてはいけません。せめて輸入たばこよりは国内の需要をあげたいものです。ちなみに煙草の葉の生産で5位までに東北でも2つの県がはいっていました。(1位:熊本県、2位:宮崎県、3位:青森県、4位:岩手県、5位:鹿児島県)
頑張ろう東北!!
2011年 3月号 小学生への防煙教育
大館市立総合病院 小児科 高橋義博
学校に出向いて行うタバコに関する講話では、中学生や高校生では、喫煙している生徒がすでに含まれていると考えると、禁煙教育や禁煙支援ということは当てはまりますが、幸いタバコを吸う者が少ないといわれている小学生への講話では、喫煙防止教育、すなわち防煙教育ということになります。私は、このところ校医になっている小学校や地域内の小学校から依頼を受けて、児童への防煙教育を行っています。
今年度も12月3日に学校医を務めている小学校5年生を対象にした防煙教室を行ってきました。事前アンケートでは小学校5年生なのですが、喫煙経験が5%でありと答え(回答児童数63名)、さらに現時点での喫煙願望は8%、どちらともいえないが14%、合わせて22%が喫煙予備軍で、大人になっての喫煙願望は、絶対吸っている・たぶん吸っていると答えた児童は19%、どちらともいえないが14%、絶対吸っていないは44%、たぶん吸っていないが23%でした。防煙教室後では、現時点での喫煙願望例はどちらともいえないを含め6%に減少し、大人になっての喫煙願望は絶対吸っている・たぶん吸っていると答えた児童は2%どちらともいえないは12%とこちらも大幅に減少していました。逆に絶対吸っていないが68%、たぶん吸っていないが20%と非喫煙をイメージした児童が大幅に増加し、防煙教室の成果と思います。
小学生への防煙教育に重点を置いている理由は、第一に、前述したように喫煙経験者が中高校生と比較して少ないこと、すなわち初めての喫煙前にタバコの問題点を学んでもらえること、第二に喫煙開始年齢が早いほど習慣性や依存性ができやすいということ、第三に喫煙開始が早いほど後の禁煙が困難になること、第四に喫煙開始が早いということは、その後の喫煙期間が長くなるということであり、それだけ体への障害が大きくなるということ、第五に家族内に喫煙者がいた場合には、こどもへの受動喫煙の影響を少しでも少なくするために、講話から学んだことを家族に伝え家族の禁煙対策に結び付けることで、こどもへの受動喫煙被害を少なくできることなどが挙げられます。
実際にこども達へ話す際に、次のふたつのことも大切にしています。一つは、家族の中に喫煙者がいることを考えて、喫煙者を悪者にしないことです。特に保護者が喫煙者の場合、「お父さん(ないしはお母さん、両親、祖父母)は、君たちのようにこどもの時にタバコの悪いところや怖さを知らされていなかったので、タバコを吸うようになったと思います。今日学んだことをぜひ家族の中でタバコを吸っている方に伝えて、大切な君たちの家族にタバコをやめてくれるようにお願いしてみてください」と話しています。二つ目には、喫煙者のタバコによりまっ黒になった剖検肺の画像を見せないことです。代わりに綿を使ったモデル肺がタバコ実験で汚れていく様子の動画を見せています。剖検肺の恐ろしい画像を見せることの喫煙抑制効果を否定はしませんが、不快感を残すこどもが必ずいると思われるからです。一時限の授業内で(45分間)スライドを見てもらい、そのあとに感想や質問の時間を設けていますが、こども達はたくさん手を挙げて質問するとともに喫煙中の家族の心配や今日すぐに喫煙をやめてもらうように頼んでみると真剣な顔で発言してくれます。うれしい限りで、「皆さんは今日学んだことを忘れずに、自分を大切にして、タバコを吸わない健康な人生を送ってください」とメッセージを残して講話を終えています。
2011年 1月号 職場における禁煙のすすめ
製薬会社勤務 宮川 尚訓
私は秋田県で製薬会社の営業所長をしております。現在40名の社員が秋田県内で営業活動をさせていただいております。
私の会社では2008年から全社禁煙をスタートさせました。『製薬企業という生命関連企業としての使命を自覚し、社員自ら禁煙とすることで、自己を律し、家族を守り、社会にも貢献したい』という意図であります。
おかげをもちまして現在、営業所における在勤者は喫煙者ゼロの状態です。とても誇らしい事だと思っています。オフィス内の空気はきれいですし、社員の営業車も禁煙で気持ちが良い。社員同士の飲み会の場でも誰一人たばこを吸う事はありません。新入社員や他県からの異動者があったりもしますが、このよ うな環境ですからたとえ喫煙者であっても禁煙を成功させることは難しくありません。
全社禁煙をスタートさせて2年、試行錯誤はありましたが、意外に簡単に実現できるものでした。たばこを止められないでいる人を決して責めるのではなく、周りの人がフォローしてあげるのが大切だと感じています。
たばこに関する正しい知識と情報があれば、決して難しいことではないと思うのです。
「健康増進法」では受動喫煙防止のため、職場も喫煙対策に努めるべきとしています。
世界的にも様々な法令によって、受動喫煙の防止や職場の喫煙対策が求められています。
いくつか職場の喫煙に関するデータをご紹介しますと。
1時間に1本喫煙をすると、勤務時間内に5回も喫煙のために席を離れることになります。1回の喫煙タイムを7分とすると、1日35分間の職場離脱となります。それは年間にするとどのくらいの労働時間のロスになるのでしょう?
喫煙者が「うつ」になるリスクは受動喫煙の無い非喫煙者の2.25倍で、職場の受動喫煙によって非喫煙者が「うつ」になるリスクは受動喫煙の無い非喫煙者の1.92倍です。
たばこは様々な健康被害をもたらしますので、喫煙者の長期病欠リスクは非喫煙者の2.05倍になるという報告です。それは大量飲酒者の病欠リスクや、メタボ体系の方の病欠リスクよりも高い数値になっています。このようなデータを見ていくと、喫煙者を雇用することは会社にとってもはや負担になると考 えざるを得ません。
職場の禁煙化によって従業員の喫煙率は減少し、受動喫煙が減少します。それは従業員の喫煙関連疾患の発症リスクを減らすことになり、喫煙による労働時間のロスも解消されます。クリーンな職場は顧客に対するイメージアップにもつながるはずです。
事業主の方々、職場の管理者の方々、ぜひ自信を持って、勇気を持って職場の禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。